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英語育児の豆知識
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子どもの英語学習のために、親が大切にしたい「大事なポイント」とは?

2022年6月22日

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エイゴホイクパーク編集部

編集長

英語育児に役立つさまざまな情報を、幅広いトピックスでご紹介していきます♪

「子どもに英語を身につけさせてあげたいな」と思ったら、親御さんにぜひ大切にしてほしいことがあります。言い換えれば、英語育児や子どもの英語学習を、我が家らしく楽しむためのヒントです。

せっかく取り組むのだから、子どもも親も、楽しく続けたいですよね。お子さんの英語学習をサポートするのに大前提として抑えておいてほしい基本のポイントをまとめてみました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

ポイント①まず最初に、簡単な「目標」を設定しよう!

英語保育を導入する施設への入園を検討したり、ご家庭での英語育児に取り組む際には、まず最初に「目標」を設定することが重要です。

なぜなら、何のために、どこを目指すのかが整理されていないと、最適な学びの環境を子どもに与えてあげることができないんです。

どうして英語を身につけさせてあげたいのか?
英語を使って、何ができるようになってほしいのか?
だからいつまでに、どのくらいの英語レベルを目標にしたいのか?

というような感じで、全体的な英語学習の目標と、そのための幼児期の英語学習の目標を、大まかにでも整理してみましょう。そうすると、英語保育を導入する施設選びで重視したい条件や、習い事、日々の中に取り入れたい英語体験など、我が家にぴったりの選択肢がぐっと選びやすくなります。

もし最初に目標を設定していなかったら、最適な選択肢に辿りつけなかったり、親自身に迷いやブレが出てきて途中でフェードアウトしてしまったりすることも…。最初の目標設定はとっても大切です。

「目標設定が大切な理由」や「目標を設定するときのポイント」などについては、下記のコラムで詳しくご紹介しています。こちらも参考にしてみてください。

ポイント②無理強いはNG!子どもが楽しむことが重要!

自分がしたいと思っていないことをするのは、大人でも気が進みません。興味のない習い事を親に無理やり習わされた経験のある方なら、子どもの目線でとってもよくわかるかもしれませんね。

子どもに英語学習を無理強いすると、英語は「辛いもの」「難しいもの」「耐えるもの」というネガティブイメージを抱いてしまうかもしれません。でも、英語は「楽しいもの」「少しずつわかっていくもの」「続けたいもの」というポジティブイメージを子ども自身が持てるようになると、自然と学習の効果にも、英語への親しみにもつながっていきます。親御さんが望むのは、きっとこっちの姿のはず。

子どもの意志を尊重しながら、英語を楽しめる環境・サポートを考えていきましょう。

子どもが興味を示さないときは無理強いをせず、自ら楽しんで取り組むことがとっても大切。無理やり興味を持たせようとするのは良くないですが、おもしろそうだな!楽しそうだな!と子どもが自然と関心を持ってくれるような工夫やきっかけを考えてみるのは大事です。

ポイント③焦らず見守り、たくさん褒めよう!

なかなか思うように成果が見えなかったり、子どもが英語学習をしてくれなかったりすると、「どうして他の子みたいに英語が身につかないの?」「うちの子はなんで頑張れないの?」などと、モヤモヤ、イライラしてしまうかもしれません。

だけどこれ、百害あって一利なしなんですよね…。

英語に限らず、何事も子ども一人ひとりに学びのペースがあります。大人だって、毎日ずっと頑張り続けるなんて大変です。そんなときに「何でできないの!?」と周りに言われたらモチベーションは下がるだけです。

どんなに小さなことでもいいので、ぜひ「褒める」ということを大切にしてください。「今日はまた新しい単語に1つ出会ったね!」「今の発音すっごく上手だったね!」「英語でご挨拶できたね!」「その英語のお歌、保育園で習ったの?歌って教えてくれてありがとう!」などなど、日々のちょっとした一つひとつのことを、褒めたり、ポジティブなコメントをしたりして、「英語」と「楽しい気持ちや笑顔」をたくさん結びつけてあげましょう。

褒められると、「嬉しい!」「もっと頑張りたい!」「また新しい単語や歌をママやパパに教えてあげたい!」というふうに、子どもの自己肯定感や英語へのモチベーションはぐんぐんアップしていきます。

ポイント④日本語・日本文化も大事にしよう!

日常的に英語や海外の文化にたくさん触れるのは大切です。でも、それと同じくらい、日本語や日本文化について学ぶことも大切。

なぜなら、世界の中で様々なバックグラウンドを持つ人たちとコミュニケーションをとる中で、自国の言葉や文化というのものは重要な「アイデンティティ」のひとつであり、「相互理解のためのツール」になるからです。

私たち日本人が、外国語や海外の文化を興味深く思うのと同様に、海外の人も日本独自の言語や文化のことが気になって質問されるシーンは本当にたくさんあります。そんなときに答えられないと恥ずかしい…というのもありますが、それ以上に「大切なコミュニケーションの機会を逃す」ことになるのです。バックグラウンドが違うということをきちんと尊重して、だからこそお互いのことを知り歩み寄っていこうという気持ちの表れが、相手の国の言語や文化について尋ねたり、自分の国の言語や文化を紹介したりするということ。すごく重要なことですよね。

それに、自国の言語や文化を大切にすることは、言語や文化の違いを認め合う気持ちや行動を育てることにもつながります。

日本語だってたくさん使っていいんです。たくさんボキャブラリーを身につけたら、日本ならではの繊細な思考や感性を磨くこともできます。そして、折り紙やけん玉などの昔ながら遊びや童謡、日本の季節の行事もたくさん経験させてあげましょう。子どものこころを豊かに育むだけでなく、世界の人々とつながるための素敵なツールにもなっていきますよ。

ポイント⑤英語学習は、「継続」が大事!

◆どうして継続が大事なの?

英語保育を導入する保育園・幼稚園や、プリスクールなどの幼児英語教育の施設、インターナショナルプリスクールなどに通ったら、それだけで英語学習が完了するわけではありません。言葉は使い続けることが大事。英語も学び続けることで、より広く、より深く、自分のものにしていくことができます。

せっかく幼児期に英語学習をしていても、例えば小学校入学と同時に英語から完全に離れてしまったら、身につけた英語も自然と忘れていってしまいます。

それに、日本語だって、幼児期に身につく日本語と、大人が使う日本語は違いますよね。ボキャブラリーも表現も、年齢や経験を重ねる中で、どんどん増えて磨かれていきます。英語も同じです。たくさん聞いて、たくさん読んで、たくさん話すことを、継続していくことが、本当に使える英語力を養っていくには不可欠です。

◆英語学習を継続するのにオススメの方法は?

この課題に対応するために、園によっては英語教育のアフターフォローの一環として、卒園後も英語学習を継続できるようにと「グループ内の英語に特化した学童保育」を運営しているところがあったり、保育園・幼稚園などからの提携ではなく「独立型の英語に特化した学童保育」もあるので、ぜひ活用してみてください。

また、子ども向け英会話教室や、お家で英語学習が受けられるオンライン英会話(中には、家にいながら海外在住のネイティブ講師に教えてもらえるとってもグローバルなものも!)などのサービスもたくさんありますので、お子さんとの相性や続けやすさ、ご家庭の方針などと合わせていろいろと検討してみるのがおすすめです。

幼児期の英語学習で、英語へのハードルが下がったり、英語耳や英語脳が育ったりするのは本当に素晴らしいメリット。こうした幼児期の経験で英語を身近なものにできたなら、ぜひお子さんが少しずつでも継続して英語を学び、使い続けるためのサポートをしてあげてくださいね。

子どもも親も、大らかな気持ちで「英語を楽しみ続ける」ことが大切。Conclusion

どんなことでも、ツライものは続けられません。
でも、楽しいことなら、積極的にどんどん取り組んでいきたくなる!
親が一緒に楽しんでいる姿を見せることも、子どもにとってはポジティブなイメージにつながります。

どうしたら、子どもが楽しんでくれるかな?
どうしたら、親も楽しむことができるかな?

目指したい目標は「道しるべ」として掲げておいて、
そこへ至る道のりはピクニックのように道中こそ楽しみましょう。
お花を見つけたり、動物に出会ったり、湖でひと休みしたりしながら、
焦らず、一歩一歩、進み続けましょう。

「どうしたら、子どもも親も、英語を楽しみ続けることができるかな?」

この想いを軸に、お子さんと一緒にいろいろな経験をしていってほしいなと思います。

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