エイゴホイクパークロゴ

エイゴホイクパークロゴ

英語育児の豆知識
EIGO HOIKU PARK

英語が学べる保育施設にはどんな種類があるの?それぞれの施設のねらいや特徴とは?

2022年6月1日

サムネイル画像

エイゴホイクパーク編集部

編集長

英語育児に役立つさまざまな情報を、幅広いトピックスでご紹介していきます♪

小学校の学習指導要領改訂により、2020年度から小学校の英語教育が大きく変わってきたこともあり、幼児期からの英語育児への関心がますます高まっています。

子ども向け英会話教室や、家庭でできる英語学習用のツールやサービスもいろいろありますが、近年さらに人気が高まっている「英語が学べる保育施設」という選択肢。しかし「英語が学べる保育施設」と一口に言っても千差万別。「英語で学ぶ保育施設」なのか、「英語も学べる保育施設」なのかでは大きく意味合いが違ってきます。

そこで今回は、上記の意味合いの違いを含めて、英語保育を導入する保育園や幼稚園から、プリスクール、インターナショナルプリスクールまで、主な違いや特徴などについてご紹介します。

「英語も学べる保育施設」の保育園や幼稚園とは?

小学校から始まる英語の授業への準備としても需要が高まっている保育園や幼稚園での英語保育。近年たくさんの保育園や幼稚園が、幼児英語教育を導入し、様々な英語活動や英語を用いた保育を行っています。

その多くが、日本語を主体とした「英語も学べる保育施設」となっています。英語の歌や遊び、英語の本の読み聞かせを取り入れたり、ネイティブ講師との交流を通じて生きた英語や異文化に親しむなどのほか、教育事業会社が提供する幼児英語教育カリキュラムなどを導入している園もあり、その内容や、どのくらいの時間英語に触れられるのかというのは園によって大きく異なります。また、ネイティブ講師が全くいない園もあれば、常駐しているところもあったりと、触れられる英語の質や環境面にも違いがあります。

園の保育・教育方針によって、幼児英語教育の内容は本当に様々。そうした中から園を選ぶのに役立つ比較ポイントがあるので、下記のコラムもぜひ参考にしてみてくださいね!

「英語で学ぶ保育施設」のプリスクールとは?

プリスクールとは、主に英語が母語ではない未就学児を対象に、英語で保育を行う保育施設のこと。

3~5歳向けのプリスクールが多くなっていますが、0歳から受け入れているプリスクールもあり、施設ごとに受け入れ年齢や預かる時間等は様々です。プリスクールの一番の特徴としては、「英語で学び、生活する」というところにあります。施設ごとに、(ほぼ)英語のみ、英語と日本語を併用、年齢が上がるにつれて英語メインへと移行するなどと異なりますが、日常的に英語環境に身を置けるという点では共通しています。

また、教育カリキュラムが充実しているというのも特徴で、学習のほかにも、スポーツ、音楽、アート、サイエンス、集団行動の大切さ、受験対策など、それぞれの施設の方針に則って独自に構成されており、英語以外にも専門的な教育を体験することができる傾向があります。ただ、スクールによっては、日本語や日本の文化・マナーについての授業がない場合もあるため、この点は園を選ぶ際にそのメリット・デメリットを視野に入れて検討される親御さんも多いようです。

制度上の問題から自治体の認可を受けるのが難しいため、ほとんどのプリスクールが認可外ではありますが、その多くは厚生労働省の認可外保育基準に則って運営されています。気になる学費は、一般的に年間約150万円程度となっており、それプラス延長保育代、行事費、物品代などがかかってきます。認可外であっても、国の幼児教育・保育の無償化制度により、お住まいの市町村から「保育の必要性の認定」を受けるなど条件を満たせば補助を受けることができるので確認してみてください。

「プリスクール」の一番の特徴は、「英語で学び、生活する」ところ。日本語を母語とする子どもを対象に、英語で幼児教育を行う、カリキュラムの充実した保育施設というイメージになります。

「インターナショナルプリスクール」とは?

インターナショナルプリスクールとは、一般的にインターナショナルスクールの付属幼稚園であることが多いでしょう。英語を母語としていたり、日本語や日本文化に慣れていない子どもを主な対象とし、英語で欧米式の生活をする保育施設と言えます。これがプリスクールとの大きな違いですね。

ただ、実は「インターナショナルプリスクール」という呼称には厳密な定義がないため、英語保育を行う様々な施設でこの呼称は広く使われています。そのため「英語で学ぶ保育施設」と「英語も学べる保育施設」が混在していたり、対象としている子どもの層(母語が英語の子ども向け or 母語が日本語の子ども向けなど)が異なっていたりするので、表記だけで判断せず、しっかりと施設ごとに詳細情報を確認しましょう。

「プリスクール」とのその他の違いも気になるところですが、それを説明するにはまず「インターナショナルスクール」についての説明が必要になってくるので、こちらはまた別のコラムでご紹介していきますね。子どもの進路を考えるうえでも「インター系」のスクールには非常に重要な確認事項がありますので、ぜひ参照してみてください。(下記の参照コラムからチェックできます!)

「インターナショナルプリスクール」という表記だけで判断するのはNG!いろいろなタイプの保育施設が混在しているので、各スクールのWEBサイトやエイゴホイクパークなどの検索サイトで施設ごとの詳細情報を確認してくださいね。

幼児英語教育の目的・目標にあわせて選ぼう!Conclusion

「英語も学べる」のか、「英語で学ぶ」のか、というのが大きな分岐点だと言えます。

●「英語も学べる保育施設」とは、日本語を主体とした保育の中に、英語に触れる時間をプラスした保育施設。(ただし、園によって大きな差アリ。)

●「英語で学ぶ保育施設」とは、主に英語をベースとした保育で、濃密な英語環境と充実した教育カリキュラムが特徴の保育施設や、インターナショナルスクールの付属施設。

といった感じでイメージするとわかりやすいですね。

どちらにしても、園の保育・教育方針によってその内容は様々です。「英語に親しみを持つきっかけづくり」から、「英語耳を育てる」、「英語に触れることで、異文化理解の土台を育む」、「英語が話せるようになる」「ネイティブレベルの英語を身につける」など、幼児英語教育の目的・目標も異なってきます。ご家庭の方針についてもじっくり考えながら、それぞれの園の詳細情報をポイントごとに比較してみてください。

早速エイゴホイクパークを使ってみる
Find an English nursery

エイゴホイクパークは、全国の英語保育を導入する保育園・幼稚園が見つかる検索Webメディアメディアです。
英語育児に取り組む保護者が、ご希望のエリアやこだわりの条件、口コミ情報を参考に、
お子さまにとって最適な英語保育を導入する保育園や幼稚園を見つけるお手伝いをしています。

関連する他の記事はこちら!
Other related articles