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Why Glocal Childcare?

エイゴホイクパークは、全国の英語保育を導入する保育園や幼稚園をご紹介する中で、
グローバルな時代を生きる子どもたちの未来を考えた、地方における様々な子育て環境づくりや魅力的な取り組みに出会うようになりました。
リモートワークが当たり前となった今、新しい時代の我が家らしい子育てを実現するヒントとして、
是非この機会に「地方のグローバルな子育て環境」をキャッチアップしてみませんか?

Vol.1 Tokushima Anan

オシャレなカフェ×子育て支援スペースで、
自然と広がる「子育て支援」と「地域活性化」の秘密とは!?

徳島県阿南市にて、「遊びや生活の中で、楽しみながら自然と身につく英語を!」をコンセプトに、保育に英語を取り入れた3つの保育園を運営するMiraicle(ミライクル)。
2020年10月に、全国的にもめずらしいインクルーシブな空間、オシャレな「カフェ&バー」と「子育て支援スペース」を併設した『NuuN(ヌーン)』をOPENしました。

散りばめられた素敵なアイディアと、誰もが通いたくなってくる仕組みの数々…。
地域の声とともに広がる新たなサービスや、そこで育まれていく多様性にあふれたコミュニティ。
子育て世代も、そうでない世代も。地域の方も、ビジネスで訪れる方も、外国人も、いろんな人が心地いい。

今回は、そんな「地域の拠点」を目指して成長を続ける『NuuN』の事例を中心に、徳島県阿南市における「グローバルな子育て環境」や「子育て世代にとっての阿南市移住の魅力」や「地域における多様性や異文化との触れ合い」の現状について、NuuNを運営するMiraicleの方、NuuNの利用者の方、阿南市の自治体の方の3つの視点で、本音の座談会を開催してみました!

ここで今回の座談会にご参加いただいた登壇者の方々をご紹介するよ!

今回の座談会にご参加いただいた登壇者の方々

  • 村田 友樹さん

    Miraicle代表
    全国企業主導型保育事業連合会 理事

  • 天羽 翔子さん

    Miraicle保育英語事業部・人材育成本部長
    SKY保育園 園長

  • シントロンさん

    Miraicle SKY保育園・英会話教室『SPROUTS』 外国人講師

  • 兼任 恵理さん

    阿南市 地域共生推進課 課長補佐

  • 笠谷 紘平さん

    阿南市 ふるさと未来課 移住促進コーディネーター

  • 久米 咲奈さん

    三人の男の子を持つママ、子育て支援スペース『NuuN』利用者

協力パートナー

  • 阿南市の市章

    徳島県阿南市

    徳島県南東部に位置する、「四国最東端」の光のまち、阿南。世界に冠たるLEDの地場企業を有する阿南市は、海・山・川に恵まれた自然豊かな環境があり、臨海部には工業地帯が並ぶ、地域が持つ豊かな自然とバランスよく調和した産業都市です。また安心して子育てができるよう、子育て支援政策にも力を入れており、3~5歳児の保育料完全無償(副食費・給食費自己負担なし)としています。また、平成28年度から医療費は18歳まで無料となります。

    オフィシャルHPを見る
  • Miraicleのロゴ

    一般社団法人Miraicle 株式会社Miraicle

    「地域にグローバルなミライを」というテーマのもと、徳島県阿南市にて保育英語事業、グローバル事業、教育事業、国際交流まちづくり応援事業などを行っています。各事業ともに、多様性、SDGS をコンセプトに地域課題を解決していく拠点であり続けたいと思います。
    【運営する3つの英語保育園】
    SKY保育園
    Sunny Side保育園
    Starry保育園

    オフィシャルHPを見る
  • NuuNのロゴ

    子育て支援スペース『NuuN』
    ※地域子育て支援拠点事業(厚生労働省管轄)

    2020年より、地域に開かれた子育て支援スペース『NuuN』を阿南駅前に開設。保育の専門スタッフが常駐し、 育児相談ができる子育て支援スペースがカフェ店内に併設され、 国籍や年齢、性格を問わず誰でも気軽に利用できる全国的にも珍しい空間となっています。ダイバーシティーを取り入れたイベント、 SDGs へのこだわりを意識し、 インクルーシブな空間を提供いたします。

    オフィシャルHPを見る

Miraicleの考える、「幼児期から英語を学ぶ意義」とは何でしょうか?

英語という言語だけでなく、「自分とは異なる人や文化」も、
すっと受け入れる。幼児期だからこそピュアに育まれるものがたくさんあります。

いろいろあると思いますが、英語に触れたり学んだりすることは、「子どもたちが異文化のものに自然と親しめる機会」になります。 グローバル化がどんどん進んで、街の中にも外国人がたくさん増えて、自分と目の色が違う、髪の色が違う、背の高さも違う、肌の色も違うというような人を、 特別視することなく当たり前のように受け入れることが必要な時代になってくるからこそ、それを小さな頃から当たり前にしていくことが本当に大切なんですよね。

だからMiraicleの運営する3つの保育園では、「保育園の日常生活の中で、楽しみながら自然と身につく英語」をコンセプトに、保育力×ネイティブ講師のオリジナル保育英語カリキュラムを取り入れているんです。 ネイティブ講師が常駐して、子どもたちと英語でいつも一緒に過ごしたり、体験を伴いながらというのがポイントで。

英語という「言語」も身についていきますが、自分の周りにいる人とは異なる特徴を持つ人をすっと受け入れる「多様性の土壌」だったり、 世界や自分の知らないモノゴトへの「興味や視野の広がり」というのも、幼児期だからこそ、本当にピュアに育まれていくんですよね。それを私たちは日々、目の当たりにしています。

だからMiraicleの運営する3つの保育園では、「保育園の日常生活の中で、楽しみながら自然と身につく英語」をコンセプトに、保育力×ネイティブ講師のオリジナル保育英語カリキュラムを取り入れているんです。 ネイティブ講師が常駐して、子どもたちと英語でいつも一緒に過ごしたり、体験を伴いながらというのがポイントで。

英語という「言語」も身についていきますが、自分の周りにいる人とは異なる特徴を持つ人をすっと受け入れる「多様性の土壌」だったり、 世界や自分の知らないモノゴトへの「興味や視野の広がり」というのも、幼児期だからこそ、本当にピュアに育まれていくんですよね。それを私たちは日々、目の当たりにしています。

英語ネイティブであるシントロンさんから見て、日本の子どもたちが幼児期から英語を学ぶのは重要だと思いますか?

グローバルな時代を生きる子どもたちにとって、
大切な「将来のための準備」。

幼児期から英語を学ぶことは、子どもの将来に大きく影響すると思いますね。

グローバルな時代を生きている子どもたちは、日本にいても、異なる見た目の人や、異なる言語を話す人、異なる文化を持つ人とも、将来たくさん関わり合うようになっていきます。 僕だって子どもの時は、まさか自分が将来日本で暮らすことになるなんて想像もしていなかったけど、アメリカから日本に来て、今はこの阿南で暮らしながら子どもたちに英語を教えているように。 だから、幼児期に英語を学び始めるっていうのは、「将来のための準備をしている」とも言えます。それがたとえプライベートなシーンのためだけでも準備は大事だし、ビジネスのためなら、なおさらそう。

将来、趣味とか私生活の中でも英語で誰かと話をするチャンスはたくさんあるし、英語が必要な会社で働いたり、海外で働いたりボランティアをしたり、いろいろな可能性があります。 英語は世界の様々なシーンで使われている主要な共通言語なので、英語を学んでおくことは将来いろんなところで役に立つことは間違いありません。 世界で異なるバックグラウンドを持つ人々に、英語で自分のことを伝えるというのは、本当に素晴らしい力です。 子どもは学ぶことが大好きだから、どんどん英語を使って自分を表現することで、自然に英語が身についていきます。

教育という観点からも、人生という観点からも、幼児期から英語を学ぶことはとても良いことだと思いますね。

3人のお子さんを持ち、Miraicleさんの運営するSKY保育園にお子さんを通わせてる久米さん。
「0~3歳は、英語を学び始めるゴールデンエイジ!」と実感されているそうですが、それはどんな理由からですか?

0~3歳にとって英語は「勉強」じゃない。
「遊び」の一環だから、楽しみながら生活の中でぐんぐん吸収していく!

うちは二男がSKY保育園にお世話になったんですが、最初はそこまで英語を学ばせたいというのはなかったんです。 三男の産前産後で3ヶ月ほど預かっていただける保育園を探していて、「近所だし、英語もやっているんだ。じゃあここにしてみようかな」くらいの感じで。

そしたら、予想外に子どもが英語にくいついたんです!2歳で入園したんですが、すごく興味を持ってやっていて正直ビックリしましたね。学びというよりも、楽しんでいるなという印象で。 本当に、「遊び」の一環なんだと思います。入園前は2~3ヶ月だけの予定でしたが、あまりにも楽しそうなので1年間通わせちゃいました(笑)。

彼は本当に英語に興味津々で、モチベーションが高いからスポンジみたいにどんどん吸収するんです!

彼は本当に英語に興味津々で、モチベーションが高いからスポンジみたいにどんどん吸収するんです!

英語とか多文化理解って年齢に関係なく大事だし、何歳からでも学べることではあると思うんですけど…。
「学び」ではなく「遊び」というか、生活の中で自然と吸収していくには、やはり赤ちゃんのうちからとか、2~3歳くらいまでに始めるのがいいじゃないかなと、うちの子どもたちを見ていて感じますね。

長男も『NuuN』の2階にある英会話教室『SPROUTS(スプラウツ)』に通い始めたんですけど、4~5歳になると「勉強」という感覚になるみたいで。 2歳から英語に触れ始めた二男の「楽しんでどんどん吸収する姿」とはちょっと違うんですよね…。

そうですね。私も保育英語に携わっていて、0歳・1歳・2歳くらいだったり、3歳頃までがゴールデンエイジなのかなと感じますね。 園児たちは保育園という生活の場で、排泄・衣服の着脱・食事・睡眠・手洗いなど「自立をしていく過程」の中で、「動作」を伴って、英語に触れていくんです。

例えば手を洗う時に、おうちでお母さんが「手を洗うよ」と声かけしていても、保育園では保育士やネイティブ講師が「Wash your hands !」と言いながら一緒に手を洗います。 そうすると、同じ機会だけど別の言い方を知るので、子どもはどちらも吸収することができる。その繰り返しで、英語で言われたことをすっと受け取っていくようになるんですよね。

そうですね。私も保育英語に携わっていて、0歳・1歳・2歳くらいだったり、3歳頃までがゴールデンエイジなのかなと感じますね。 園児たちは保育園という生活の場で、排泄・衣服の着脱・食事・睡眠・手洗いなど「自立をしていく過程」の中で、「動作」を伴って、英語に触れていくんです。

例えば手を洗う時に、おうちでお母さんが「手を洗うよ」と声かけしていても、保育園では保育士やネイティブ講師が「Wash your hands !」と言いながら一緒に手を洗います。 そうすると、同じ機会だけど別の言い方を知るので、子どもはどちらも吸収することができる。その繰り返しで、英語で言われたことをすっと受け取っていくようになるんですよね。

毎日英語に触れていると、本当に自然と自分から英語を口にするようになりましたね。

単語だけかと思っていたら、会話みたいなものもできるようになってきて。「おむつ」とか「聴診器」とか、私も知らない英単語を子どもから教わるようにもなって、「私ももうちょっと英語の勉強しなきゃ!」ってすごく刺激を受けています。 簡単な単語とかフレーズとかではあるんですが、保育園で学んでいるものに関連させながら、家の中でも意識的に英語を取り入れる時間を持つようになりました。

英語は、「言語」というよりも「文化」なのかなって考えられますよね。

久米さんのお子さんのように、英語を通じて別の文化を知ることができて、そこに興味がわいた。
そんなふうに、幼児期から英語を学ぶことは、「異文化理解」への積極性や「多文化環境」への順応性が育まれていくというところにも大きな意義があると思います。 保育園での日常生活を通じて、「自分とは違うカテゴリのものにも興味を示して、そこを深めていって、理解しよう」っていうきっかけを、子どもたちに提供できるのが「保育英語」なんですよね。

それともう1つ、保育士として思うことがあって。
いつも保育園で一緒に過ごすシントロン先生は「子どもたちのことが大好き!」というのが子どもたちにも伝わっているので、 「ママやパパ、身近な家族じゃなくても、日本人じゃなくても、自分のことを愛してくれる存在がいる」というのを知る機会にもなっていると思うんです。 これって、子どものこころの成長にも素晴らしい影響があるんじゃないかなと感じています。

英語は、「言語」というよりも「文化」なのかなって考えられますよね。

久米さんのお子さんのように、英語を通じて別の文化を知ることができて、そこに興味がわいた。
そんなふうに、幼児期から英語を学ぶことは、「異文化理解」への積極性や「多文化環境」への順応性が育まれていくというところにも大きな意義があると思います。 保育園での日常生活を通じて、「自分とは違うカテゴリのものにも興味を示して、そこを深めていって、理解しよう」っていうきっかけを、子どもたちに提供できるのが「保育英語」なんですよね。

それともう1つ、保育士として思うことがあって。
いつも保育園で一緒に過ごすシントロン先生は「子どもたちのことが大好き!」というのが子どもたちにも伝わっているので、 「ママやパパ、身近な家族じゃなくても、日本人じゃなくても、自分のことを愛してくれる存在がいる」というのを知る機会にもなっていると思うんです。 これって、子どものこころの成長にも素晴らしい影響があるんじゃないかなと感じています。

Miraicleの保育英語の現場から生まれたオリジナル幼児英語教材『SPROUTS』。 絵本とワークブックが一体になっているので、テーマに沿ってわかりやすく学びながら、インプットとアウトプットを効率よく行えます。「子どもたちが楽しみながら、自然と身につく英語教材」として、外部の保育園や幼児英語教室へも提供しています。 詳しくはこちらの オフィシャルHP をチェック!

「Good morning ♪」朝、保育園の扉を開けると、そこから英語が始まります。ネイティブ講師が常駐しいつも一緒に過ごしているので、子どもたちは「英語」だけでなく、「自分とは異なる人や文化」もすっと受け入れていくように。0歳児の赤ちゃんでもその変化が見られます。

誰にとっても、ますます重要になっている「多様性」。
子育て環境や地域社会においても多様性を持つことで、どんな良いことがあるのでしょうか?

グローバルは、「多様性」の一要素。
もっと広い視点で、いろんな違いを持つみんなが、
心地よく暮らせる未来を目指して。

Miraicleは、「子育て支援」「保護者支援」という観点だけでなく、「地域支援」というのもすごく大切にしています。

保育に英語を取り入れることは、グローバルな時代を生きていく子どもたちのためにという想いもありますが、「地域支援」の1つでもあると考えているんです。地方にいてもグローバルな子育てができたり。外国人の先生を常駐で雇用することで、地域に英語や多様性がもっと身近になるきっかけを増やしていけたり。

グローバルというのがMiraicleにとって大きなテーマではあるんですけど、「多様性」ってグローバルな要素だけじゃないので、一つひとつの事業や活動を少しずつ広げていく中で、国籍、年齢、性別、個性、ライフスタイルなどの違いを問わず、みんなが心地よく暮らせる街づくりに貢献していきたいんですよね。
2020年10月にオープンした『NuuN』は、その大きな一歩とも言えます。

僕もよく『NuuN』を利用させてもらってるんですけど、子育て世代の親御さん、赤ちゃん、子ども、近くで働いている方、学校帰りの高校生、高齢者の方、外国人の方など本当に様々な方がいらっしゃって。 1つの空間の中に「多文化」が創成されているから、ここにいるだけでお互いに何か感じ取れることってあると思うんですよね。

僕もよく『NuuN』を利用させてもらってるんですけど、子育て世代の親御さん、赤ちゃん、子ども、近くで働いている方、学校帰りの高校生、高齢者の方、外国人の方など本当に様々な方がいらっしゃって。 1つの空間の中に「多文化」が創成されているから、ここにいるだけでお互いに何か感じ取れることってあると思うんですよね。

それが、それぞれの課題の解決や、相互理解につながって、みんなが心地よく暮らせる街づくりに近づいていく。
だからこそMiraicleは、多様性を深めながら「切れ目のない子育て支援」「切れ目のない地域支援」を目指していきたいんです。

その視点って、本当に大事だと私も思います。
いろんな違いを持つ人が、同じ空間で過ごしたり交流したりできる場所って、行政の支援においても今すごく注目すべきものになってきていて。 年齢とか属性で区切るのではなく「全体」で捉えて、つながりのある支援ができる場所をつくっていくことで、地域ってもっともっと良くなっていくんじゃないだろうかと思うんです。
だから、『NuuN』のような多様性のある空間、多様な交流のある空間づくりは、私たち地域共生推進課が今まさに取り組んでいこうとしていることに対して、様々な気づきを与えてくれる事例だなと感じています。

その視点って、本当に大事だと私も思います。
いろんな違いを持つ人が、同じ空間で過ごしたり交流したりできる場所って、行政の支援においても今すごく注目すべきものになってきていて。 年齢とか属性で区切るのではなく「全体」で捉えて、つながりのある支援ができる場所をつくっていくことで、地域ってもっともっと良くなっていくんじゃないだろうかと思うんです。
だから、『NuuN』のような多様性のある空間、多様な交流のある空間づくりは、私たち地域共生推進課が今まさに取り組んでいこうとしていることに対して、様々な気づきを与えてくれる事例だなと感じています。

『NuuN』には、どうして「オシャレなカフェ」と「子育て支援スペース」が併設されているんですか?

最初は、別々の課題を解決するための2つのアイデアだったんです。

Miraicleは、外国人講師が常駐する英語の保育園を運営しているので、たくさんの外国人を採用しています。 採用に長い時間をかけてようやく赴任してもらっても、なかなか阿南での生活になじめなかったり不便を感じている姿を間近に見てきて、何か彼らのためにできることはないかなと考えるようになって。 それで、「外国人の居場所」にもなるようなカフェ&バーをつくることにしたんです。

それとはまた別軸で、保育園の保護者の方から日々いろんな質問や相談を受けることがあって。 子育ての中でのお悩みや、休みの日はどこに子どもを遊びに連れて行ってあげたらいいんだろうといったことまで、様々に。 そうした経緯から、いつでも気軽に立ち寄れて、子育てについての相談ができる場があったらいいなという想いも持っていました。

最初は別々の課題から、別々の解決策を考えていたんですが、「どっちも必要!それなら、全部まとめてやってみよう!」と思って。 そうすれば、阿南に暮らす外国人の方の子育て支援もしやすくなるし、カフェ&バーを利用される地域の方と子育て世代の方の交流も生まれるだろうし、 小さな子どもと一緒でもゆったりランチができたり、子育て支援スペースで子どもを遊ばせながらママ会ができたり、子育て中の息抜きや情報収集・交流の場としても可能性が広がる。 だから『NuuN』は、「カフェ&バー」と「子育て支援スペース」が同じ空間の中にあるんです。

2つの空間の間に「壁」があっては意味がない!

子育て支援スペースをつくることは、厚生労働省の「地域子育て支援拠点事業」に関係してきます。 開設するには、自治体からの公募に手を挙げるか、自ら企画を持ち込むかの2通りの入口があるのですが、Miraicleは「こういうスペースをつくりたいです!」というプランを阿南市のこども課さんへ持ち込みました。 すると、「子育て支援スペース」は独立していないといけない、補助金の関係上カフェなどのこども課の管轄外になるものとは区別されていないといけない、だから「子育支援スペース」と「カフェ&バー」の間には壁を設置して別々の空間にしてください、と言われてしまって…。

でも、「それって、なんか違う…!」と思ったんです。
地域の子育て支援や、子育てを支援するようなスペースって、もっと地域の中にとけこんでいくべきだと思うし、それが子育てのしやすさにもつながってくる。 そうした視点から『NuuN』は、子育て中の方にとっても、地域の方にとっても、みんなにとって新しい価値のある拠り所にしたくてカフェに子育て支援スペースを併設しようといているのに、その間に「壁」があったら意味がない。

だから、どうしても壁は作りたくなくて、こども課さんとはとことん話し合いました。
そうやって私たちの考えや想いを伝え続けるうちにお互いにいろんな確認やすり合わせができて、最終的には会計さえきちんと分けられれば「壁」を作らなくても大丈夫という話にまとまって。 こども課さんのご理解や柔軟な対応のおかげで、今のような開放的な子育て支援スペースを実現することができました。

そういう想いがカタチになっているから、『NuuN』ってどこか特別な感じがするんですよね。
こういったオシャレな雰囲気のカフェに併設している子育て支援スペースってなかなかないと思うんですが、だからこそ来やすいのかな? ただ子育て支援スペースに行くんじゃなくて、子どもを遊ばせながら、同じ空間でゆっくりカフェタイムも楽しめたり。本当にちょうどいいバランスですよね。

うんうん。おっしゃる通りです(笑)!
子どもを連れてゆったり過ごせるから、ここに来る目的が1つじゃないんですよね。子どもが同じ年くらいのお母さんたちと話ができたり、支援員の方に相談できたり。そのあとはそのままカフェでランチもできたり。 私も『NuuN』を利用していますが、子育て支援スペースに気軽に来れるっていうのは、とっても心強いなと思いますね。
阿南で暮らしたり子育てをするうえでの「情報源」にもなっています。

うんうん。おっしゃる通りです(笑)!
子どもを連れてゆったり過ごせるから、ここに来る目的が1つじゃないんですよね。子どもが同じ年くらいのお母さんたちと話ができたり、支援員の方に相談できたり。そのあとはそのままカフェでランチもできたり。 私も『NuuN』を利用していますが、子育て支援スペースに気軽に来れるっていうのは、とっても心強いなと思いますね。
阿南で暮らしたり子育てをするうえでの「情報源」にもなっています。

そうですよね。そういうお母さんたちの姿が見れて、私たちもここをつくって良かったなって思っています。 特にコロナ禍においては、本当にこういう場所って、お母さんのために必要な存在だなと実感したんです。 中には家でお子さんと自分だけで過ごすことが多くなって、誰かに会って話をしたり、気分転換に出かけたりもできず、息詰まってしまうというお母さんもいらっしゃって…。

そんなときに支援員さんが「お母さんどうしたの?」ってちょっとした言葉がけをすることで、話をするきっかけができて、少しでも心が軽くなってご自宅に帰れるっていうのも、子育て支援スペースの大切な役割の1つなんですよね。 そういう場所を、地域の中に開放的な雰囲気で提供できる、それも『NuuN』らしい在り方かなと思っています。

『NuuN』は、「商店街の未来をつくる拠点」として駅前商店街の廃ビルをリノベーションして作られました。

保育の専門スタッフが常駐し、 育児相談ができる「子育て支援スペース」をカフェ店内に併設。 国籍や年齢、性別を問わず誰でも気軽に利用できる全国的にも珍しい空間となっています。食育など子育てに関するイベントのほか、外国人講師による英語イベントや、ダイバーシティーを取り入れたイベントなども開催し、インクルーシブな空間を提供しています。

実際に「子育て支援スペース『NuuN』」を利用されている久米さん。普段はどんな利用の仕方をしていますか?

地域の声で、「土曜日」も利用できるようになって良かった!

ここを知ったきっかけは、二男がSKY保育園に通い始めたことでMiraicleさんが『NuuN』の2階で運営している「英会話教室『SPROUTS(スプラウツ)』」を知って、そこに長男と二男が通うようになって、同じ建物の中に「子育て支援スペース」もあるのを知りまして。 そうしたつながりで利用するようになりました。長男と二男のどちらかが英会話教室に行っている間に、もう一人と三男とで子育て支援スペースで遊ばせてもらうこともできるので、習い事の待ち時間にもとても助かっています。 あと、土曜日にも利用できるのがすごく良いですね!長男が幼稚園に通っていて、平日に利用するのは時間的に難しいことが多かったので。

もともと「子育て支援スペース『NuuN』」は平日だけ運営していたんですが、利用されている方や地域の方から「土曜日も開けてほしい!」という声を受けて、2022年4月から土曜日も開所できるようになったんです。

もともと「子育て支援スペース『NuuN』」は平日だけ運営していたんですが、利用されている方や地域の方から「土曜日も開けてほしい!」という声を受けて、2022年4月から土曜日も開所できるようになったんです。

土曜日にも利用できるようになったことで、主人も喜んでいるんです。仕事が休みの日に、主人が1人で子ども3人を安心して遊ばせられる場所ってなかなかないし、雨が降ったらなおさら行くところに困るんですけど、『NuuN』なら全部解決しちゃう。 その間に、私はゆっくり食材の買い出しに行けたり。土曜日は、お父さん1人でだったり、お父さん・お母さん一緒にお子さんを連れてくるという方もわりと多いイメージですね。

阿南市は働いているお母さんも多いので、「育休明けにも利用したい!」「平日は仕事をしているので利用したくても利用できない。だから土曜日も開けてほしい!」という方や、「土曜日に、お父さんも一緒に来たい!」という方が結構いらっしゃって。

久米さんもおっしゃっていたように、「雨が降ったら行くところがなくて困っている…土曜日に室内で子どもを遊ばせられる場所がほしい!」という要望も多かったですね。市役所に土曜日開所の許可をもらうためには、地域のニーズの裏付けが必要で。 初めは市役所の方も、土曜日の開所ニーズはそれほど多くないんじゃないかと思われていて、私自身も実はそう思っていたりもしたんですが…。 子育て支援スペースのリーダーたちがじっくり丁寧にいろんな方にアンケートをとってくれた結果、地域の多くの方が、土曜日にも子育て支援スペースを必要としていることがわかったんです。

こういう地域の声を大事にしながら、一つひとつ私たちにできることを広げていきたいなと思っています。

阿南市は働いているお母さんも多いので、「育休明けにも利用したい!」「平日は仕事をしているので利用したくても利用できない。だから土曜日も開けてほしい!」という方や、「土曜日に、お父さんも一緒に来たい!」という方が結構いらっしゃって。

久米さんもおっしゃっていたように、「雨が降ったら行くところがなくて困っている…土曜日に室内で子どもを遊ばせられる場所がほしい!」という要望も多かったですね。市役所に土曜日開所の許可をもらうためには、地域のニーズの裏付けが必要で。 初めは市役所の方も、土曜日の開所ニーズはそれほど多くないんじゃないかと思われていて、私自身も実はそう思っていたりもしたんですが…。 子育て支援スペースのリーダーたちがじっくり丁寧にいろんな方にアンケートをとってくれた結果、地域の多くの方が、土曜日にも子育て支援スペースを必要としていることがわかったんです。

こういう地域の声を大事にしながら、一つひとつ私たちにできることを広げていきたいなと思っています。

【阿南市 こども課】天羽さん

阿南市では、地域や学校、事業者、行政などが一体となって子育て支援に取り組んでおり、子どもたちの笑顔をみんなで喜びあえるような社会にしていきたいと考えております。
こども課の窓口では、阿南市に転入されて来た方や、初めての子育てで不安を感じている方から様々なご相談をいただくのですが、その中でも一番多いのは「子どもと一緒に参加できる場所」を探されていることです。 ご相談者さんのご希望の地域や、それぞれのニーズに合わせて阿南市内のいくつかの子育て支援スペースを紹介しているのですが、その中でも『NuuN』は、子育て中の親子同士で気軽にランチに行く感覚で、様々な子育てに関するイベントに参加ができるので、子育てサークルのように気軽に立ち寄りやすい雰囲気が特徴だと思います!

【子育て支援スペース】高木さん

『NuuN』では、保護者の方が気軽に育児について相談ができたり、息抜きができる場所を提供することで、「子育ての楽しみ」を多くの方に伝えていきたいと思っています。毎月様々なイベントも開催しており、たくさんの親子にご参加いただいています。 一番人気なイベントは「はかるんDay」「手型足型アート」などの子どもの成長を残せるイベントです。家でやりたくてもなかなかできない、子どもの成長を可愛く記録していきたいと思う保護者の方は多く、毎月予約枠が満員になるほどご予約いただいています。 また、子どもたちが保護者の方と一緒に保育園の英語を体験でき、実際に保育園の外国人講師や園長先生とお話できるイベントも人気です。カナダ人の先生が英語絵本を読んでくれたり、英語で関わり合いながら遊んでくれる時間もあるので、赤ちゃんのうちから英語が身近になるきっかけにもなっています。

子育て支援スペースの役割は、「家庭で育児をされている保護者の方々が気軽に悩み相談ができたり、息抜きができる場所を提供すること」だと思っていますので、地域の方々にとって気軽に来やすい環境を提供し、保護者の方に喜んでもらい、子どもも一緒に楽しめるようなイベントを今後も提供していければと考えています。 子育て中のママパパさんは是非いつでも気軽に遊びに来てくださいね♩

Miraicleの保育園や英会話教室で、子どもたちに英語を教えているアメリカ出身のシントロンさん。
「Miraicleの子育て支援」や『NuuN』のコンセプトをどう思いますか?

Just Be Kids!
『NuuN』は子どもが子どもらしくいられて、
親子で一緒に心地よく過ごせる場所。

Miraicleは、「子育て」というキーワードを軸に、保育園や、カフェ、子育て支援スペースなど、子育てにまつわる様々なサービスをワンストップで運営していますよね。 全てのセクションのコミュニティが効果的に交わる仕組みがそこにはあって、子どもにとっても保護者にとっても、とても良い循環と環境ができているなと感じます。

そうですね。結果的に全てが繋がってるのは偶然のところもあるのですが、Miraicleでは「切れ目のない子育て支援」「切れ目のない地域支援」っていうのをすごく大切に考えているんです。

例えば、『NuuN』の子育て支援スペースを利用していると、保育園を探す時にもレクチャーしてもらえる。保育園の園長先生が来て、「保育園とは何か?」というところから聞くことができる。利用者の方と保育園のスタッフが、自然とそんな話ができたり。 それぞれのご家庭の状況や希望に合わせて、いろんな園を比較検討してみるのがいいですよとお伝えしつつも、こうしたやりとりの流れで、「天羽園長の保育園にうちの子どもを預けたいです」というお母さんも多いんですよ。

他にも、子育て支援スペースを利用していて、「どうしてここの子育て支援スペースには外国人の先生がいるの?」→「『NuuN』の2階でやっている英会話教室の先生なんですよ」→「え!行ってみたい!」という会話もよくあって。
英会話教室は2022年4月にスタートしてまだ3ヶ月程ですが、すでに約80名の受講者さんがいます。
そのほとんどが、子育て支援スペースやカフェの利用者さん、保育園の園児のご家族だったり。いろんなところで、繋がっているんですよね。

そうですね。結果的に全てが繋がってるのは偶然のところもあるのですが、Miraicleでは「切れ目のない子育て支援」「切れ目のない地域支援」っていうのをすごく大切に考えているんです。

例えば、『NuuN』の子育て支援スペースを利用していると、保育園を探す時にもレクチャーしてもらえる。保育園の園長先生が来て、「保育園とは何か?」というところから聞くことができる。利用者の方と保育園のスタッフが、自然とそんな話ができたり。 それぞれのご家庭の状況や希望に合わせて、いろんな園を比較検討してみるのがいいですよとお伝えしつつも、こうしたやりとりの流れで、「天羽園長の保育園にうちの子どもを預けたいです」というお母さんも多いんですよ。

他にも、子育て支援スペースを利用していて、「どうしてここの子育て支援スペースには外国人の先生がいるの?」→「『NuuN』の2階でやっている英会話教室の先生なんですよ」→「え!行ってみたい!」という会話もよくあって。
英会話教室は2022年4月にスタートしてまだ3ヶ月程ですが、すでに約80名の受講者さんがいます。
そのほとんどが、子育て支援スペースやカフェの利用者さん、保育園の園児のご家族だったり。いろんなところで、繋がっているんですよね。

僕も『NuuN』みたいな場所ってすごく良いと思います。食事を楽しみながら、同時に子どものことも見守っていられるし、大人も子どもも、居心地のいい空間。 子育て支援スペースでは、子どもは大きな声でさわいでもOKだし、走り回ってもいい。子どもが子どもらしくいられる!他にこんな場所ってなかなかないし、特に飲食店では難しいですよね。

久米さんや他の保護者さんもそうだと思いますが、もし僕が子どもを3人連れていたら、「うちの子どこ行った?あの子は?この子は?」みたいにずっと落ち着けないと思います。 だけど『NuuN』では、自分の子どもを見失うこともないし、他の保護者さんとお互いに子どもを見守り合ったりもする。 阿南市は小さな街だけど、それが良くて、こういう子育てのコミュニティを感じられるんです。

また、『NuuN』に来れば子どもたちも友達と会うことができるから、いいですよね。保育園の友達ともだし、別の保育園の新しい友達ができたり、一緒に遊べたり。まさにここでも「コミュニティ」ができていく。 いつか僕も子どもを持ちたいと思っているので、こういう子育て環境は本当に理想的ですね!日本語も英語も飛び交って、異文化に触れ合うチャンスもたくさんあるし。日本の文化も海外の文化も同じように尊重しながら、いろんな経験ができる。

保育園や英会話教室の先生としても、保護者の視点で見ても、『NuuN』みたいなところはすごく興味深くてエキサイティング!今後もさらにおもしろくなっていくんじゃないかなと感じています。

『NuuN』の事例から考える、民間・自治体・地域の声と一緒になって取り組むからこそ広がる「地域創生」とはどういったものでしょうか?

あったらいいなと思うものを全部まとめてやっていくうちに、
老若男女、いろんな方が利用してくれる場所に育ってきています。

『NuuN』も最初は、自分たちの会社の課題解決のために、子育て支援、保護者支援、家庭支援、それから外国人の生活の支援みたいに考えていたんですけど、 実際にシャッター街の商店街の3階建てのビルを借りて、ちょっとオシャレな空間をつくったことが、実は「地域の活性化」にもつながっているんだっていうのが少しずつわかってきたんです。

Miraicleさんがおっしゃっているように「切れ目のない支援」を目指すことで、いろんな状況に置かれている方を同時にサポートしたり、いくつもの課題を解決したりすることができるんですよね。 でも、行政だけでやろうとしても難しいことがたくさんあるのが現実で…。だから、行政と民間が力を合わせて、地域と一緒になって、いろんなものをひっくるめて取り組んでいけたらとすごく思うんです。

Miraicleさんがおっしゃっているように「切れ目のない支援」を目指すことで、いろんな状況に置かれている方を同時にサポートしたり、いくつもの課題を解決したりすることができるんですよね。 でも、行政だけでやろうとしても難しいことがたくさんあるのが現実で…。だから、行政と民間が力を合わせて、地域と一緒になって、いろんなものをひっくるめて取り組んでいけたらとすごく思うんです。

そうですね。地域の方にも、自治体の方にも、たくさん応援していただいているので、保育園も、英会話教室も、子育て支援スペースも、カフェ&バーも、もっともっと盛り上げていかないといけないなと思っています。

『NuuN』では週に3回、『NuuN CUP(ヌーンカップ)』という英会話カフェの事業もやっていて、実はこれ、地域の方の声から生まれたものなんです。 ある時、地域の大人向けに、Miraicleのネイティブ英語講師が無料でレッスンしますよというイベントを開催したらすごく好評で、「時間にしばられることなく、低価格で、外国人の方と英語で話せる機会があったらいいなと思っています」といった感想もいただいて。 年齢に関係なく、英語力のレベルに関係なく、もっと気軽にたくさんの方に英会話を楽しんでいただける機会をつくりたいなと思っています。

そういう仕組みが増えていくと、『NuuN』の利用の仕方も、楽しみ方も広がっていきますね。

子育て支援スペースの利用者さんや、2階の英会話教室『SPROUTS』の保護者さんも、「せっかくだから、私も英語を話したい!」と『NuuN CUP』のメンバーシップになってくださったり。 定年退職後の新しいチャレンジの1つとして来ていただいている方もいたり。 その日、その時間に集まったみなさんで、ネイティブ講師を交えながら英語での交流を楽しんでくれています。

英会話教室『SPROUTS』を始めたのも、保育園でのつながりを大事にしていきたい、英語を通じて地域ともっとつながり続けたいという想いからなんです。 保育園の卒園後も「継続して英語に触れられる場」「仲間が集える場」を、『NuuN』につくることで、Miraicleの保育園に通っていない地域の子どもたちも一緒に英語を学べるようになる。 小学生や、社会人、シニアの方にも英会話レッスンを提供できるようになる。

そういう「つながり」とか「広がり」を、これからもどんどん増やしていきたいなと思っているんです。

英会話教室『SPROUTS』を始めたのも、保育園でのつながりを大事にしていきたい、英語を通じて地域ともっとつながり続けたいという想いからなんです。 保育園の卒園後も「継続して英語に触れられる場」「仲間が集える場」を、『NuuN』につくることで、Miraicleの保育園に通っていない地域の子どもたちも一緒に英語を学べるようになる。 小学生や、社会人、シニアの方にも英会話レッスンを提供できるようになる。

そういう「つながり」とか「広がり」を、これからもどんどん増やしていきたいなと思っているんです。

「地域の拠点」となる、そんな場所に育てていきたいんですよね。

『NuuN』の始まりは、外国人の居場所になるような「カフェ&バー」をつくろうというところからでした。 でもそこに、「子育て支援スペース」や、好きなときに気軽に参加できる「英会話カフェ」という仕組み、2階には「コワーキングスペース」、0歳児からシニアまで通える「英会話教室」など、 地域のために私たちがしたいことや、あったらいいなと思うものを全部まとめてやっていくうちに、老若男女いろんな人が利用してくれる場所になりました。

ニューノーマルな時代における「ワーケーション」の場を求めて、遠方から視察に来られる方もいたり。
自然といろんな「地域創生」につながって、広がっているなと実感しています。

「カフェ&バー」の空間で、毎週木・金・土に開催している英会話カフェ。年間メンバーシップ6,000円で、外国人講師との英会話レッスン&参加者同士での英会話コミュニケーションに1年間通い放題です。 テキストなし、固定のレッスンスケジュールもなしで、開催時間中に来たいときだけ参加することのできる自由なスタイルが人気(1レッスン60分制)。初回に『NuuN』オリジナルのタンブラーを購入いただき、毎回参加の際にそのタンブラーでドリンクを1杯注文していただくと、その日の『NuuN CUP』への参加証となります。 詳しくはこちらの Instgram をチェック!

『NuuN』の2階で開講している、英会話教室『SPROUTS』。0歳からの親子コースや、幼児コース、小学生コース、個別指導(シニアも対象)など、経験豊富なネイティブ講師と楽しく学べます! 詳しくはこちらの オフィシャルHP をチェック!

★オンライン英会話コースもあるよ!
 詳しくは、こちらの オフィシャルHP をチェック!

近年、子育て世代にも「地方移住」が増えています。
移住先を検討するときに、子育て世代はどんなポイントが気になるのでしょうか?

移住前に気になること第1位は、「子育てに関する支援や環境」!

阿南市のふるさと未来課で、移住促進コーディネーターとして移住のご相談を受ける中では、「行政としてどういう子育て支援がありますか?」というのがまず多いですね。 支援についての担当はこども課にはなるんですが、阿南市では例えば、「18歳の3月31日まで医療費が無料」だったり、「1歳児から保育料が無料」という制度などがあって、子育て支援策はかなり充実しています。

その次に多いのが、「都会から引っ越してきても、地元の小学校に子どもがなじめるでしょうか?」という相談です。そういう場合は、同じように県外から転入してきている子どもが多いフリースクールを紹介したりもするんですが、最初から選択肢を狭めてしまうのはもったいない。 だから、移住をされる前に実際に阿南に来てもらって、現地の公立小学校に通っている子どもの親御さんと話してみたり、小学校の先生と会ってみたり、地域の方とも交流してみてもらう機会をセッティングしたり。 そしたら、「なんだ!地元の公立の小学校に転入しても、楽しく過ごせそう!」って不安が解消される親御さん方もいますね。

子どもや子育てに関することが、移住前に気になる大きなポイントなんですね。他には、どんな相談が多いですか?

お母さん自身のことで、「移住先でどうやってママ友をつくったらいいかわからない…」という相談もよくあります。 そういうときは、「『NuuN』だったら、子育て支援スペースで子どもを遊ばせながら、お母さん同士が仲良くなったり、一緒にランチしてたりしてますよ!地域のお母さんたちがたくさん利用されていますよ!」と、実は普段から移住希望者の方に『NuuN』を紹介してるんです。

久米さんも結婚を機に県外から来られたということなんですが、阿南での子育てはいかがですか?

結婚前は横浜で働いていたんですが、子育て中の会社の先輩方を見ていて、お受験とか、習い事とか、周りの家庭はこうしてるからとか、 実際はどうなのかはわからないですけど「都会での子育てって何だか大変そうだな…」という印象がありました。 そのイメージと比較してみると、今私は阿南で、のびのびと子育てができているんじゃないかなって改めて思いますね。

結婚前は横浜で働いていたんですが、子育て中の会社の先輩方を見ていて、お受験とか、習い事とか、周りの家庭はこうしてるからとか、 実際はどうなのかはわからないですけど「都会での子育てって何だか大変そうだな…」という印象がありました。 そのイメージと比較してみると、今私は阿南で、のびのびと子育てができているんじゃないかなって改めて思いますね。

天羽さんも移住組。移住前は「阿南市の子育て環境」にどんなイメージがありましたか?

とにかく「自然」を求めて!
阿南の海・山・川で、子どもと一緒にすごく貴重な体験ができています。

阿南のイメージは、とにかく自然がいっぱい!それを求めて移住を決めました。うちには今幼稚園児の娘が1人いて、もともと東京に住んでいたんですが、子どもの未来を考えて「子育て環境を整えたい」というのが理由で移住を考えるようになりました。 徳島の他にも、北陸の方や、オランダなど海外も、けっこう本気でいろいろ調べて比較検討したんです。そんな中で、徳島を選んだのは、幼少期に自然を体験できる環境がすごく整っていたから。海にも、川にも、山にも、10分で行けるってすごく恵まれてますよね。

「自然」という要素も、子育て環境としてたしかに大きなポイントですね!
その一方で、不安や心配なこともありましたか?

「選択肢が少なくなるかもしれない」という不安は正直ありました。

東京で働いているときは、選択肢って山ほどあって。子どもの習い事も、食事するレストランも、何をするにも選択肢がありすぎる中で、口コミとかを見て選んでいくことが当たり前の生活をしていたから。 でも、実際にここに移住してみると、その不安はすぐ解消されましたね。例えば習い事なら、全国展開している大手の教室じゃなくても、地元のすごくいいピアノの先生に出会えたり。これが地方の良さなのかなとも思いますが、淘汰されているというか、地域に愛される本当にいいものだけが残っているというか。

だけど選択肢とかそういうこと以上に、自然から学べることが多すぎて!私は埼玉県出身で海のない環境で育ったので、阿南に移住するまで貝殻拾いもしたことがなかったんですよ。だから海で貝殻を拾うのに夢中になっている娘の姿を見て、すごく貴重な体験ができているんだなって。移住したからこそ実感できたことだと思います。

阿南の日常にあふれる自然体験を、みんなにも楽しんでほしい!

僕も、移住希望者の方に阿南での自然の楽しみ方をよく紹介しているんです。

前職では全国転勤のある会社で働いていたんですが、だからこそ阿南の自然の豊かさを魅力に感じるんですよね。毎日通勤する車から見える景色にも、めちゃくちゃキレイな四季ごとの美しさがあって! 休日は車の中にいつもテントやコンロを積んでおいて、「お!ここええな!」って思ったらそこでキャンプしたり。テントを張って、河原でたこ焼きをして、ビールも飲んで、川のせせらぎがめちゃくちゃ神秘的で、本当に癒されるんです。

そんなふうに自然を満喫する様子を写真に撮って、移住希望者の方に定期的に情報発信してるんですけど、「めちゃくちゃ良いじゃないですか!」「自分もしたい!」といった反響がすぐ返ってくるんですよ。「そんな素敵なところ、絶対混んでますよね!?」って聞かれるんですが、「え?貸し切りですよ」って(笑)。

僕も、移住希望者の方に阿南での自然の楽しみ方をよく紹介しているんです。

前職では全国転勤のある会社で働いていたんですが、だからこそ阿南の自然の豊かさを魅力に感じるんですよね。毎日通勤する車から見える景色にも、めちゃくちゃキレイな四季ごとの美しさがあって! 休日は車の中にいつもテントやコンロを積んでおいて、「お!ここええな!」って思ったらそこでキャンプしたり。テントを張って、河原でたこ焼きをして、ビールも飲んで、川のせせらぎがめちゃくちゃ神秘的で、本当に癒されるんです。

そんなふうに自然を満喫する様子を写真に撮って、移住希望者の方に定期的に情報発信してるんですけど、「めちゃくちゃ良いじゃないですか!」「自分もしたい!」といった反響がすぐ返ってくるんですよ。「そんな素敵なところ、絶対混んでますよね!?」って聞かれるんですが、「え?貸し切りですよ」って(笑)。

本当にそうですよね!
我が家も、キャンプに行ったり、バーベキューしたり、川や海に遊びに行くのをすごく楽しんでるんですけど、地元の人ってあんまりしないですよね。自然があるのが当たり前で、むしろ「風景」になってしまってるのかな。 特に子どもが小さいうちは、自然に親しむ体験をさせてあげられるって素晴らしいことなのにもったいない(笑)!

外からやってきたからこそわかるローカルの魅力を、地元の方も含めて、もっとたくさんの人に知ってほしいですよね!

#阿南の自然豊かな環境 #友達家族とビーチでバーベキュー

#日常の風景 #自然に親しむ体験 #桑野川 #夕焼けSUP

移住のBefore & After。
移住者の方からは、阿南で暮らしはじめてどんな声がありますか?

移住前は、あれもこれも求めてしまいがち。
だからこそ、我が家にとっての「本当に求めているもの」は何だろう?

移住してからの声で多いものとしては、2つあります。
1つは、もし移住した最初の町がしっくりこなくても別の町に引っ越してみたら「あ、こっちの町は自分に合う!」みたいなことですね。 暮らしてみないとわからないことってたくさんあるので、現地に来てからの余白を持つことも大事なんじゃないかと思います。 もう1つは、「住んでみたら暮らすのに不便なことは意外と1つもなかった」という声です。

私も県外からの移住者として、それは思いますね。都心に住んでいると何でも揃っているのが当たり前の毎日なので、 移住前はついつい要望が多くなってしまうけれど、本当に必要なものだったり、求めていたものって、移住してからの方が気づけたりするのかもしれないですね。 だからこそ、表面的なことではなく、もっと本質的な部分で「譲れないポイント」は何かって考えると、子育て世代の方にとってはやはり「子育て環境」に軸ができてくるんじゃないかと思います。

私も県外からの移住者として、それは思いますね。都心に住んでいると何でも揃っているのが当たり前の毎日なので、 移住前はついつい要望が多くなってしまうけれど、本当に必要なものだったり、求めていたものって、移住してからの方が気づけたりするのかもしれないですね。 だからこそ、表面的なことではなく、もっと本質的な部分で「譲れないポイント」は何かって考えると、子育て世代の方にとってはやはり「子育て環境」に軸ができてくるんじゃないかと思います。

移住する前に子育て環境についての情報が得られたら、安心材料にもなりますよね。阿南市は、行政の子育て支援も充実してるし、豊かな自然もあるし。Miraicleさんもそうですが、英語を取り入れた保育園も、実は阿南市にはたくさんあるし。 子育て支援スペースも利用しやすくて、地域の中でのびのびと子育てができる環境ですよ、っていうのがわかったら、移住先としてすごく魅力的な候補になると思いますね。

Column summary

【まとめ】グローバルな時代を生きる子どもたちのために、今わたしたちにできることってなんだろう?

英語を学ぶということは、ただ言語スキルを身につけることではありません。
英語に触れることで、英語という言語の背景にある文化や歴史にも同時に親しんでいくため、
異文化や多様性を受け入れるこころの寛容性を育んでいくことにもなります。

特に感受性が豊かな幼児期から多文化環境があたりまえの状態で育つと、
より感覚的に多様性への柔軟性を身につけることができるでしょう。

それはグローバルな時代を生きる子どもたちにとって、将来のために身につけておくべき当たり前の準備。

でも、それをどう学ぶかで、身につくものは大きくかわる。
徳島県阿南市・Miraicleさんの事例には、その本質へのまなざしがあふれていました。

子どもたちの未来のために、どんな環境を整えてあげたいか。
今しかない子育ての時間を、親子でどんなふうに過ごしていきたいか。
その答えが、「地方のグローバルな子育て環境」にあるのかもしれませんね。

この機会にぜひ、新しい時代の我が家らしい子育てのヒント、エイゴホイクパークと一緒に探してみませんか♩

Preparing for our children's future

エイゴホイクパークを活用して、
英語保育を導入する保育園や幼稚園を探してみよう!

子育て環境に求める条件は、ご家庭ごとに様々。
だけどその中で、子どもたちの生きる時代に合った子育て環境を検討することは、とても大事なことですよね。
ご希望のエリアで「グローバルな子育て環境」を調べる際は、ぜひエイゴホイクパークも活用してみてくださいね♩

エイゴホイクパークとは?
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